【雑記】ラノベみたいな同人誌を作ってみた(制作編)
- 1月31日
- 読了時間: 5分
《レイアウトやデザインについて》

こちらは2025年に制作したエルデンリングの同人誌における『制作』のお話となります。
↓こんな話をまとめています。
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印刷所
本の仕様
レイアウト
帯
完成品まとめ
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印刷所
見た目のコンセプトを『ラノベみたいな本』としていたので、
・文庫サイズ
・フルカラーのカバー
この2点(最終的には『帯』含めて3点)ができる印刷所を探し、
『株式会社ポプルス』さんに印刷を依頼しました!
本のセットは、
『スタンダードセット+カバーオプション』です。
他の印刷所も検討しましたが、
ポプルスさんが一番分かりやすく予算内だったのでお願いしました。
数年前に作ったTRPG本もポプルスさんの印刷だったので、
前回注文履歴や実物を見ながら作れるのが最大の強みでもあります。
仕様
◆カバー
・色 :フルカラー
・用紙:コート110k
・コーディング:クリアPP
◆帯
※カバー同様
◆表紙
・色 :フルカラー
・用紙:白上質180k
◆本文
・色 :黒一色
・用紙:淡クリームキンマリ70k
◆フルカラー口絵(巻頭)
・色 :フルカラー
・用紙:コート110k
レイアウト

本文はwordで制作。
上部にページ数やタイトルを入れたかったので、やや広めに余白をとっています。
また印刷物なので本を開いた際に中央まで行が広がらないよう、
偶数・奇数ページでとじしろを分けています。

実際のレイアウトはこんな感じです。
中央を開けることによって本を開いた際に文字が読みやすくなります。
これで原稿を書き始める準備ができました。
次に何をどれだけ書くか決めていきます。
ラノベっぽさを出すならばある程度、本の厚みが必要です。
大体280P~くらいからが個人的に良さげな厚さだったので、
そこを目標に原稿を制作していきます。

とりあえず目標の280Pに辿り着くためにはどのくらい書けば良いのか、
上記のリストを作りつつ、1話10Pくらいの計算でざっくりとした計画を立てます。
作業期間は2025年春~夏の終わりにかけて。
お話は28本作ると仮定して作業日数を逆算し、制作が始まりました……が、
2026年5月30日ナイトレインの発売日によって案の定計画は崩れます。(笑)
「ナイトレインがやめられない、止まらない!」
ナイトレインで狂った計画を自力で戻しつつ、
途中で表紙をマン村さんに依頼しながらなんとか目標日に本文の原稿が終わりました。
「あれ、26本でページ数342Pになりそう……!?」
1本10Pで終わらない話が多く、イラストを含めると結果的に300Pを超えました。
まぁ増える分にはいいだろうということで、添削はするものの削減はしないで続行です。
今回のレイアウトだと、
・軽めのお話が8P前後
・ちょっと踏み込んだお話が10P前後
・がっつり深堀りした話が15P前後
になることが分かりました。
またイラストは主に本文の原稿が全部終わった後に、
先程のリストを更新しながら差し込む場所を決めていたので、
2025年秋(9-11月頭)までがイラストの制作期間になります。
本文とイラストが整ったら最後に編集作業。
個人的に編集で最も時間がかかるのは『カバー』と『表紙』です。
本の顔になるので簡単にミスれない場所です。
特に裁断時のカバーのレイアウト。
カバーには左右に折り込み部分があるので、
制作する本の用紙やページ数によってサイズ数値はいくらでも変わります。
各印刷会社のサイトでサイズの計算方法が書かれており、
制作者側が独自に計算して自分の本のカバーサイズに沿った原稿を制作します。
今回は本に厚みがあるため、背表紙にタイトルを表記できるのですが、
計算が間違っていてサイズが数ミリでもずれると一気に残念な見た目になります。
何度計算してもあってるかどうか不安になる最大のポイントにおいて、
ポプルスさんではこんな素敵なものを用意してくださっています。

原稿ラッシュで疲れ目になっている中、大変便利な自動計算フォームです。
『本のサイズ』『ページ数』『本文用紙』の3点を入力すれば、
自動で各種サイズ数値を出してくれます。これなら間違えようがありません!
本当に分かりやすく便利なので、
文庫カバーサイズ本といったら真っ先にポプルスさんを推します!

自動計算フォームのおかげで『カバー』と『表紙』が整いました!
帯
ひとまず、本文・イラスト・カバー・表紙と諸々の編集作業が整いました。
あとは印刷所に原稿を提出するだけなのですが、ここであることを思います。
「やっぱ帯作りたいな……」
初めは表紙を綺麗に見せたかったため、帯を作る予定はありませんでした。
しかし、偶然にも左下に彼らがいたのです。

帯で隠れる部分にDさんとロジェールさんという名の推し。
元々帯を作らない想定だったのは、帯で可愛い人形たちが隠れることなのだから、
人形を隠さないデザインにすれば表紙をあまり崩さず、帯が作れるのでは???
……という結論に至り、出来たのがこちらです。

帯デザインは商業BL本の帯がインパクトのあるデザインが多いので、
そちらを参考にしつつ、遠くからでも何の本か分かるように情報を整えました。
(背表紙にはメスメル様のお言葉が書かれています)
完成品まとめ


そして出来たのがこちらの本になります!
表紙を担当してくれたマン村さんとポプルスさん印刷のおかげで理想を貫けました!


中のレイアウトもいい感じです。
書店に置かれているようなラノベっぽい本になったのではないでしょうか。
私はハマったものの記念として持っていたくて同人を描いているところがあるので、
とても満足な出来栄えとなりました。
反省点があるとすれば、モノクロイラストの濃いグレーが強めに出てしまったので、
次はもう少し薄いグレーで描くようにしようと思います。

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今回の『表紙』に関する記事もまとめているので【こちら】もぜひ読んでいってください!それではまた!
(博士の助手)



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